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Q.ハイチオールとは?
A.ハイチオールとは、L-システインを主成分とする処方薬です。
錠剤や粉薬などさまざまな形状のものがあります。
ハイチオールは、生体内のSH酵素という酵素を不活化することで、
皮膚の代謝の正常化やアレルギーの抑制、解毒といった効果を
期待することができます。
この作用は、ハイチオールの主成分となる
L-システインが強く関係しています。
また、 ハイチオールは7歳以上からの服用が可能で、
幅広い年齢層に服用いただける医薬品です。
Q.L-システインとは?
A.ハイチオールの主成分であるL-システインは
アミノ酸の一種で、肌の代謝に関係する成分です。
他にも肝臓の解毒作用があるため、特にお酒を飲んで取り込まれた
アルコールに含まれるアセトアルデヒドに直接反応して
無毒化する効果も期待できます。
そのため、二日酔いを改善したり疲労の改善をしたりといった
さまざまな効果が期待されています。
Q.ハイチオールの効果とは?
A.ハイチオールは今あるシミの改善をはじめ、
新たに生まれるシミを予防することもできます。
また、そばかすに対しても同様の効果が期待できます。
それらの効果が期待できる理由は、以下2つの働きがあるためです。
・メラニン色素の生成を抑える働き
・ターンオーバーを促進させメラニンの排出を促す働きです。
Q.メラニン色素の生成を抑える働きとは?
A.ハイチオールの主成分であるL-システインには、メラニン色素の生成を
抑える働きがあります。 肌が紫外線によって刺激を受けると、
メラノサイト内でチロシナーゼという物質が生成され、チロシンという
メラニンの基となる物質に対し、メラニン色素へ変化するよう働きかけます。
L-システインはこのチロシナーゼの物質の生成を抑える他、
チロシナーゼがチロシン→メラニン色素へ変化するのも抑える作用があります。
そのため新しいシミを作り出さないことに加え、
今あるシミを薄くすることが期待できます。
Q.ターンオーバーを促進させメラニンの排出を促す働きとは?
A.肌に蓄積したメラニン色素は、通常肌のターンオーバーによって
体外へ排出されていきます。
しかし生活習慣の乱れ等、様々な要因によって、
ターンオーバーのサイクルは乱れてしまうことがあります。
ハイチオールはこのターンオーバーを促進・正常化させる働きがあり、
古い角質をどんどん肌の奥から押し上げてメラニンを体外への排出を
促してくれるのです。
Q.効果を実感はいつごろから?
A.お顔の肌は28日周期でターンオーバーをしていきます。
そのため、ハイチオールの服用を開始してから約1ヶ月経って徐々に
効果を実感できるという方が多くいらっしゃいます。
Q.ハイチオールの副作用リスクはありますか?
A.ハイチオールには、以下の副作用が報告されています。
・悪心
・下痢
・口渇
・腹痛
重篤な症状の副作用は報告されておらず、比較的安心して服用できる薬剤です。
万が一副作用が現れた場合は、一旦服用を中止されることをおすすめします。
Q.白髪の原因になりますか?
A.ハイチオールCホワイティアを摂取することで、
白髪が増えるというのは医学的根拠がまったく無く、
実証されていません。
Q.生理の症状が重くなるというのは本当ですか?
A.ハイチオールの服用によって生理の症状が重くなるという
報告はされていません。医学的根拠もありません。
Q.飲み合わせてはいけないものはありますか?
A.ハイチオールの併用禁忌薬(飲み合わせの悪い薬)は
特に指定されていませんが、不安な方は一度医師に相談すると良いでしょう。
Q.ハイチオールはニキビに効果はありますか?
A.ハイチオールはニキビにも効果があるとされています。
ハイチオールに含まれているパントテン酸カルシウムやビオチンが、
皮脂代謝機能の異常を整え、過剰な皮脂分泌を抑えることによって、
ニキビに対して改善効果をもたらすと考えられます。
Q.ハイチオールはニキビ跡に効果はありますか?
A.L-システインの作用により、ターンオーバーが促進され
ニキビ跡の色素を薄めることが期待できます。
Q.ハイチオール錠80とは?
A.ハイチオール錠80とは医療用医薬品のハイチオールになります。
そのため、市販のドラッグストアで購入することはできません。
L-システインを80mg/錠含んでいるため、80という数字が
用いられています。
Q.用法・用量を教えてください
A.湿疹、蕁麻疹、薬疹、中毒疹、尋常性ざ瘡、多形滲出性紅斑
通常、成人は1回1錠(主成分として80mg)を1日2~3回服用します。
Q.使用上の注意はありますか?
A.以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が
出たことがある方。妊娠または授乳中、他に薬を使っている方
(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、
大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)